1947-12-08 第1回国会 衆議院 懲罰委員会 第3号
これは(略圖について)速記臺のこちらが演壇ですね。
これは(略圖について)速記臺のこちらが演壇ですね。
○小川委員 ただいま山口六郎次君の辯明を聽いておりますと、速記臺には、わずかしか觸れていないようにおつしやつておられますが、山口君は上半身を速記臺の上に完全に乘せて、盛んに速記臺をたたいて、おつた事實を、私ははつきり目撃しております。私は、ですからこの進行にあたつて、根本的にかくのごとく相違があるという點について、委員長にもつとつつこんだ證言方を明らかにしていただきたいと思います。
○三浦委員 それから、あなた方がそこへはいつて、議長の壇に登る所と速記臺の前を圍つた、開會前に速記臺を圍つたことがございますね。二十日だつたか二十一日だつたか、今はつきりしないが、開會前に速記臺の前をずつとあなた方が取巻きましたね。
ところが議長席に上つていくのについて兩方とも階段が衞視によつて占領されていたので、結局私が速記臺に轉げ込んで落ちた。ところが速記臺は下から階段があつて、階段に轉げ落ちてはいけないと思つたことで、私が速記臺にしがみついたのでありますが、私の現場を記憶しておるのは、速記臺には二人より速記者はいなかつたように記憶しております。
○高橋(英)委員 そうすると、有田君が速記臺へ轉げ落ちたと稱するときは混亂状態で、速記はとれぬような状態にあつたのですね。
○有田二郎君 私は速記臺に上ろうとは考えていなかつたのであります、速記臺の階段の横を通つて上ろう、かように考えておつたのですが、階段の横には速記者が上るところの階段があることを考えておらなかつた。